有効成分

ケトコナゾール

ケトコナゾールはイミダゾール系の抗真菌薬です。

お薬のしくみ

真菌の細胞は植物性細胞膜をもっています。
主成分はエルゴステロール。

この薬は、そのエルゴステロールの生合成を阻害し、真菌の発育を抑制または阻止することにより、殺菌的に抗真菌作用を発揮します。

人間は細胞膜の主成分がコレステロールなので、その影響を受けません。

 

ケトコナゾールの特徴

効き目がよく、刺激痛などの副作用も比較的少なく、幅広い抗真菌スペクトルを持っていてることから、皮膚真菌症の治療に広く使われています。

殺菌的に作用するので、きちんと治療すれば完全に治すことができます。

 

効かないものがある

ケトコナゾールは真菌が原因である様々な疾患に有効であるが、アスペルギルス症には無効なのです。

 

外用薬

市場にはクリーム、液剤(ローション)、スプレー剤などの製剤が販売されています。

ニゾラールクリーム

 

有効成分用法 ケトコナゾール 2%
内容量 1本 30g
クリーム状の薬剤は、カサカサ患部からグジュグジュ患部まで、どんな症状の皮膚にも使える良さがあります。

特に湿潤している患部はクリームが無難でしょう。

1日1回 患部に適量を塗ります。

 


 

 

 

ファンギノックスソリューション

 

有効成分 ケトコナゾール 2%
内容量 25ml

液剤はアルコールが含まれていることが多く、そのため刺激が強いのが欠点ですが、浸透力が強いので皮膚が厚く角質化している患部には適しています。

スプレータイプは広範囲に散布できます。
通常 1日1回患部に噴霧します。

脂漏性皮膚炎の場合 1日2回噴霧します

内服薬

ケトコナゾールは最初のアゾール系抗真菌薬として1977年に誕生しましたが、現在では第一選択薬にはなっていません。

理由として、肝臓への毒性が強く、吸収もされにくく、活性を示す菌種が限られている為です。

そのため、現在では第一選択薬として全身投与には、より毒性の低いトリアゾール系抗真菌薬であるフルコナゾールやイトラコナゾール等が用いられています。

 

酸性で吸収率アップ

ケトコナゾールは酸性条件下で良く吸収されるため、胃酸抑制剤などを併用した場合や他の理由で胃の酸性度が低下した場合には、吸収が低下してしまいます。

酸性の清涼飲料水で服薬すると吸収量が増加するようです。

オレンジジュースやコーラと飲んだ方がいい。
ということになってしまいますが。

 

脂で吸収率アップ

ケトコナゾールは脂溶性が非常に高いのです。
そのため、脂肪組織に蓄積されます。

食事と共に経口することで油脂に溶けやすくなるでしょう。

 

ニナゾル

有効成分 ケトコナゾール 200mg
内容量 100錠

ニゾラールのジェネリック医薬品です。

皮膚真菌症:1日1回 200mg服用します。

膣カンジダ:1日1回 400mg服用します。

-有効成分

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