白癬

白癬性毛瘡

毛瘡とは?

全般に特徴として、原因菌の種類にかかわらず下記のようになります。

  1. おもに男性のひげに化膿性の炎症を伴う皮膚の障害が起こる。
  2. しばしばむずがゆくなる
  3. 重傷化すると結節(大き目のできもの)、肉芽(赤いおでき)ができて膿がでてきます。
  4. 適切な抗菌薬治療がなければ、きわめて治りにくい。または再発しやすい。

髭  唇の上のもの
鬚  あごのひげ
髯  ほほのひげ

どこに発生しても毛瘡です。

白癬性毛瘡 (はくせんせいもうそう)

ひげの毛穴に白癬菌が入り込み皮膚炎をおこす水虫です。

患者のほとんどは成人男性で、ひげのはえる鼻の下から顎にかけて発症し、毛穴に膿疱ができます。
また、皮膚が赤くはれあがり、この部位の毛が脱毛します。
かゆみよりはズキズキとした痛みをともないます。

原因

ステロイド

はじめは普通のタムシだったものを、湿疹と思い、副腎皮質ホルモンのはいった軟膏などを使ってしまいます。
副腎皮質ホルモンの軟膏とはいわゆるステロイド薬です。
体の免疫の過剰反応を抑える働きがありますが、つけることによって、力ビを毛穴の奥深く押し込む形となってしまいます。

また、ひげを刺っているうちにそこから白癬菌が侵入してしまうこともあります。

こういう人のほとんどは、もともと足や手に白癬があって、顔を掻いたりしているうちに、自分の足や手のカビをうつしてしまうのです。
このように足の水虫は軽いうちに治しておくことがとても大切です。

脂漏性皮膚炎も似てるけど違います。

脂漏性皮膚炎でも脱毛が起きることがありますが、円形脱毛はみられません。
また顔面に左右対象に落屑性紅斑が見られることが特徴です。

白癬性毛瘡の治療

白癬性毛瘡の治療には頭部白癬と同様に、イトラコナゾールやテルビナフィンなどの内服薬を使用し、このとき外用薬は使いません。

ラミシール

テルビナフィンが有効成分の飲み薬です。
角質に浸透しやすく薬がよく効きます。
薬剤の血中濃度が低下しても2~3週間は皮膚に残り殺菌します。
イトラコナゾールよりも価格が安く、他の薬との併用禁忌がなく、副作用が少ないのが特徴です。
使用期間がイトラコナゾールより長いのが短所です。

 

スポラル

イトラコナゾールが有効成分の飲み薬です。
角質親和性が高く、内服中止後も4週間も効き続けます。
殺菌的、静菌的に作用します。
テルビナフィンよりもいろいろな真菌に効果があるのが特徴です。
そのため原因菌が白癬以外のカンジダや癜風菌だった場合にもにも有効です。
ただし、他の薬との使用禁忌が多く、コストがやや高いのが短所です。


セフェム系、テトラサイクリン系などの抗菌薬内服がほぼ効果がありません。

この部位に白癬菌が感染するということは、他の部位にも重症の水虫があったり、糖尿病を合併していることが多いです。
また、家族の中に水虫患者がいる可能性も高いので、みんなで一緒に治療を進める必要があります。

 

 

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