手白癬
この角質増殖型足白癬の患者さんは10人または20人に一人の割合で、手のひらに足底と同様の角化した病変を生じることがあります。
足の水虫をかいたりすると手へ感染するのです。
症状
手の場合、感染初期はブツブツとした小水疱ができ、かゆみがありますが、年数を経るうちに足と同様に角質層が厚くなり、しわが深くなってポロポロと皮膚がむけるようになります。
また、右利きなのに、左手ばかり荒れるという場合は、手白癬の可能性もありますので皮膚科で真菌検査を受けてください。 こうなったときは、膨大な量の菌が手のひらや足の裏一面にすくっている証拠です。
要注意
手荒れと間違えてステロイド入りの軟膏を塗っていたりすると、かえって菌が元気になって増えてしまいます。