ニナゾルシャンプーは、ふけ、かゆみを抑える作用があるシャンプーです。
有効成分のケトコナゾールは抗真菌成分であり、真菌によるふけや、かゆみ、炎症による脱毛に効果を発揮します。
またニナゾルシャンプー配合のケトコナゾールには、皮脂抑制作用があります。
毛包からの皮脂の分泌を低下させることで、成長期の毛髪を太くします。
有効成分 ケトコナゾール
ケトコナゾールは1977年に誕生した最初のアゾール系抗真菌薬です。
皮膚や粘膜の真菌による感染症などに有効です。
- 白癬
- カンジダ症
- 癜風(でんぷう)
これらの真菌に幅広く効果を発揮します。
ケトコナゾールの作用
ケトコナゾールは真菌の細胞膜を作るのに必要な材料である「エルゴステロール」を合成するための酵素を阻害することで効果を発揮します。
細胞膜が維持できなくなった真菌は、増殖することができず、細胞膜も壊れやすくなり死滅します。
ケトコナゾールの特徴
ケトコナゾールは頭皮の微生物を減少させることにより、毛包炎を減少させることができます。
これにより脱毛症を軽減させることが期待できます。
脂漏性皮膚炎に効果があります
脂漏性皮膚炎は皮脂が過剰に分泌されることにより、皮脂が大好きな真菌マラセチア菌が増殖してしまいます。
皮脂は生活習慣の乱れやストレスなど、さまざまな原因でホルモンバランスを崩すことで過剰に分泌されてしまいます。
すると、たくさんのマラセチア菌が皮脂を分解した際に出る遊離脂肪酸が、皮膚を刺激して炎症を起こしてしまいます。
ケトコナゾールは真菌であるマラセチア菌も殺菌して減らすことができます。
皮脂を抑える
ケトコナゾールは毛の根元である毛包からの皮脂の分泌を低下させる働きも持っています。
皮脂が減れば炎症の原因を減らすことができます。
AGA治療効果
ケトコナゾールは男性ホルモンが変化して生まれる物質、DHT(ジヒドロテストステロン)に変化するのを抑える効果があります。
DHTは脱毛症の原因物質と言われているものです。
男性ホルモンであるテストステロン |
これによりAGA(男性型脱毛症)治療にも効果があります。
副作用が心配?
ケトコナゾールの内服薬は肝臓への毒性が強く、吸収率も良くないので日本では認可されていません。
しかし、外用薬として使う場合は皮膚表面の顆粒細胞層までにとどまっていて、それ以上の浸透することはありません。
塗布後の血液検査でも、問題ないことが報告されています。
そのため下記の心配もありません。
- 肝機能障害がある
- 副腎障害がある
- 薬物相互作用(薬の飲み合わせによる不都合)
ニナゾルシャンプーの使い方
洗髪時に、1回あたり2~3プッシュでご使用ください。
シャンプーしたらそのまま2~3分染み込ませてから十分にすすぎを行って洗い流してください。
最初の14日間は連続して、ニナゾルシャンプーを使います。
その後は1~2日おきにニナゾルシャンプー使用しましょう。
ニナゾルシャンプー 2%
有効成分 | ケトコナゾール 2% |
内容量 | 1本 100ml |
1本 | 1,585円 |
2本 | 2,622円 |
4本 | 3,758円 |